業転玉…
今日の新聞記事に、「むつ市のガソリンなぜ安い」の文字が・・・。
青森県内でも、むつ市のガソリンが安い・・・業者間で安売り競争となっているため、業者が悲鳴を上げているとの記事が先日掲載されたばかり・・・。
安さにはカラクリがあるという・・・。業転玉・・・余剰在庫を抱えた元売りが安く転売したノーブランド品。系列特約店だけでさばききれずに無印スタンドに流通しているとのこと。
まぁ・・・・それはあることなんでしょう・・・・。それよりもショックだったのは、その後に書かれていた内容。
「この地域は、昔から“油の捨て場所”と言われてきた。油がだぶついてきたら下北に持っていけ・・・・。」
なんでしょう・・・・。
この記事を読んで、思い出したことがあります・・・。昔・・・津軽に叔父が遊びに行ったときに、リンゴ園でリンゴ狩りをしたそうです。
そのときに、叔父は地面に積み上げているリンゴを見つけて、これが何か園主に聞いたそうです。
園「あぁ・・・それは“下北の豚”に売りに行く落ちリンゴだ。」
今のように交通機関や道路が発達していない時代は、それこそ下北では栽培されていない果物は珍しいモノだったと思います。誰も食べない落ちリンゴだってわかっていても、喜んで買ったのでしょう。・・・。津軽の農家の人は下北の人間を豚扱いしているという事実・・・。もちろん叔父は怒って帰ってきましたが・・・その話を聞いた私はショックを受けました。
新幹線が走り、高速道路が整備された現在でも、同じ状況なのか・・・何よりも「捨て場所」という言葉が胸に刺さります・・・。
ココもそんな感じで見られてるふしがあるもん。
都合いいところだけ持ち上げといてさ
都会が何ぼのもんだっつーの
捨て場所も必要かも?
ガソリンにしてもリンゴにしても、使ったり食べたりするのは、そいう品物だって理解していれば問題ありません。
でも、捨て場と呼ばれたり、豚扱いしていいはずはありません。リンゴの話は私が子供の頃に聞いた話なので、今でもそのように言っているとは勿論思っていません。ただ、そういう事実があったということです。
Miiさん・・・やはり沖縄も島所ですからねぇ・・・。